韓国メイクの特徴である水光肌をつくるために必要な韓国ファンデーション。内側から輝くようなツヤ感と輝きがありながらも、ナチュラルな美肌を演出してくれます。
価格帯も手頃なものが多く、バラエティショップやドラッグストアなどでも手軽に手に入るため、試してみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、韓国ファンデーションの特徴や選び方のポイント、おすすめ商品を紹介します。
韓国ファンデーションを使ってみたいけれどどれを選んだらよいのかわからない人や、自分に合う商品を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
韓国ファンデーションの特徴や魅力って?
韓国ファンデーションは、韓国女性のような肌を目指したいときに欠かせないコスメです。日本でも20〜40代の幅広い世代から人気が高く、それには以下のような理由があります。
- 仕上がりが美しい
- カバー力が高い
- 崩れにくい
- 保湿力が高い
- プチプラで手に取りやすい価格帯が多い
韓国ファンデーションといえば、水光肌と呼ばれるツヤのあるみずみずしい肌をつくりやすいのが特徴。
また、シミやクマ、赤みなどの肌悩みをひと塗りで隠してくれるカバー力や、崩れにくさなども魅力です。
保湿力も高いものが多いため、くすみが気になる大人の肌との相性もよいといえます。
プチプラで手に取りやすい価格帯のものも多く、バラエティショップやドラッグストアなどで気軽に購入できることも、人気の理由のひとつだといえるでしょう。
韓国ファンデーションの選び方のポイント
韓国ファンデーションは種類の豊富さも魅力のひとつですが、カラーや仕上がり、機能性が異なるため、どれを選んだらよいのか迷ってしまうでしょう。
ここでは、韓国ファンデーションの選び方のポイントを4つ紹介します。
肌に合う色を選ぶ
韓国ファンデーションを選ぶときは、自分の肌に合う色を選ぶことが重要です。
しかし、韓国ファンデーションはカラーが明るめのものも多く、色選びが難しいと感じることもあるかもしれません。
そのような場合は、以下のポイントに注意して選んでみてください。
23号を基準にする
韓国では、ファンデーションの色展開が『21号』や『23号』など、主に『号』で表されているのが特徴。番号が小さいほど明るく、大きいほど暗いカラーであることを示しています。
日本人の標準的な肌色に合いやすいのは『23号』だといわれているため、これを基準として選ぶとよいでしょう。
肌を白く見せたいときはひとつ明るめのカラーを、ナチュラルに仕上げたいときは暗めのカラーを選ぶのもおすすめです。
パーソナルカラーをチェックする
韓国のファンデーションは、色の明るさのほかにアルファベットでイエベ向き、ブルベ向きなどのパーソナル表記が示されています。
- Y=イエベ向き
- C=ブルベ向き
- N=誰でも使いやすいカラー
自分のパーソナルカラーがわかっている場合は、それに合わせて選ぶのがよいですが、わからない場合は誰でも使いやすい『N』を試してみると大きな失敗を防げます。
なりたい肌イメージで選ぶ
韓国ファンデーションは、なりたい肌イメージで選ぶのもひとつの方法です。
仕上がりの質感によってメイク全体の印象も大きく異なるため、自分の求める仕上がりに合わせてファンデーションを選ぶようにしましょう。
ツヤ肌:リキッド・クリーム・クッション
韓国っぽい華やかでツヤツヤの水光肌に仕上げたいときは、リキッドやクリーム、クッションファンデーションを選ぶのがおすすめです。
これらのタイプは水分を多く含んでいるため、仕上がりもみずみずしくうるおいあふれる仕上がりになります。
ただし、脂性肌や混合肌の場合は化粧崩れを起こしやすくなる可能性も。
ベタつきが気になるのであれば、塗る量を少なめにしたり部分的にパウダータイプに変えたりなどして対応しましょう。
ナチュラル:セミマット
ナチュラルな印象にしたいときは、セミマットに仕上がるファンデーションがおすすめです。
韓国風のベースメイクというと、以前は水光肌がお決まりでしたが、最近ではマット肌とツヤ肌の中間くらいの『サテン肌』と呼ばれるセミマット肌も人気となっています。
リキッドタイプや韓国ファンデーション定番のクッションタイプからも、素肌感のあるセミマット仕上げが叶うアイテムが登場しているため、自分に適したタイプを選びましょう。
脂性肌でリキッドやクッションタイプではすぐに崩れてしまう場合は、パウダータイプのファンデーションを使うと、理想のセミマット肌に近づきやすくなります。
陶器肌・大人っぽい印象:マット
上品で大人っぽい印象を与えたい、または陶器のような肌を演出したい場合は、マットに仕上がるファンデーションを選びましょう。
マットタイプもセミマットタイプと同じように、近年人気が高まってきているタイプで、マスクをしても摩擦や蒸れで崩れにくいのがメリットです。
特にパウダータイプのファンデーションであれば皮脂を吸収してくれるため、マットな質感に仕上げやすいです。
乾燥肌の場合はリキッドタイプの上からパウダータイプを重ねたり、クリームタイプを使用したりなどして、粉っぽくならないよう注意しましょう。
肌悩みに合ったものを選ぶ
ファンデーションは、自分の肌の悩みに合ったものを選ぶことが重要です。
脂性肌や乾燥肌、敏感肌など肌質やニキビ、シミ、ハリ不足、くすみなどの肌悩みに合わせて選べば、ストレスを感じることなく理想の肌に仕上がる可能性が高まります。
脂性肌・混合肌:皮脂を抑える&キープ力高めのもの
テカリやベタつきが気になる脂性肌や混合肌の人は、皮脂を抑える成分が配合されたキープ力高めのものがおすすめです。
脂性肌は過剰に分泌された皮脂によってベースメイクがヨレやすくなるため、サラサラに仕上げてくれるパウダーファンデーションを選ぶとよいでしょう。
混合肌の場合は、Tゾーンは油っぽく、頬や口まわりなどはカサつくことがほとんどです。
Tゾーンに合わせてパウダータイプを選んでしまうと、部分的に乾燥して粉っぽくなってしまう可能性もあります。
そのような場合は、顔全体にムラなく塗れてつける量も調整しやすいクッションファンデーションを選べば、肌の状態に合わせて使い方を変えられます。
乾燥肌:保湿力高めのしっとりのもの
カサつきや皮むけが気になる乾燥肌の人には、保湿力が高めでしっとりとした仕上がりになるものがおすすめです。
特にクリームタイプやリキッドタイプ、クッションタイプは、肌によく密着して崩れにくく保湿力も高いため、うるおいのあるツヤ肌に仕上げたいときに向いています。
中には保湿成分のプロポリスエキスなど、肌にうれしい美容液が含まれているものも。しっかりと保湿したい場合は、成分にも注目してみるとよいでしょう。
敏感肌:オーガニックや自然派ブランドのもの
刺激に弱く肌荒れしやすい敏感肌の人は、オーガニックや自然派ブランドを選びましょう。
韓国コスメブランドには自然派を謳っているところも多く、敏感肌の人や肌への負担をできるだけ少なくしたい人が安心して使えるものもあります。
ポイントは『紫外線吸収剤フリー』や『アルコールフリー』に加えて、『アレルギーテスト済み』や『ノンコメドジェニックテスト済み』などの表記があるものを選ぶことです。
オーガニックや自然派ブランド以外でも、低刺激処方のファンデーションがあるため、パッケージに『敏感肌向け』などの表記があるかもチェックしましょう。
シミ・くすみ:カバー力が高いもの
シミやくすみなどの肌悩みがある人は、カバー力が高いものを選ぶのがおすすめです。
カバー力が高いのはクッションタイプやリキッドタイプのファンデーションですが、シミが気になる部分に重ね塗りしてしまうと、厚塗り感が出て不自然な印象を与えてしまいます。
濃いシミやサイズの大きなシミの場合は、ファンデーションだけでは隠しきれない可能性もあるため、量は少なくして、部分的にコンシーラーを併用するなどして対応しましょう。
クッションタイプやリキッドタイプの厚塗り感が気になるのであれば、パウダータイプを使うとナチュラルに仕上がります。
機能性をチェックする
韓国ファンデーションは、機能性に優れたものが多いのも特徴です。
そのブランドや商品ならではの機能性にも注目して選べば、さらに自分に合ったファンデーションを選びやすくなります。
UVカット効果(SPF・PA)
UVカット効果を示すのは、『SPF』と『PA』の表示です。
紫外線対策を重視するのであれば、効果の高い『SPF50+・PA++++』を選びましょう。加えて日焼け止めも併用すると、よりUVカット効果を高めることができます。
ただし、肌への負担が気になる場合は、SPFやPAの数値が低いSPF30以下、PA ++程度のものを選んでください。
ウォータープルーフ
ウォータープルーフとは、汗や雨、湿気などの水分によって塗布したメイクが取れない効果のことです。
きれいな仕上がりを持続させてくれるため、汗をかきやすい季節には特に重要な機能だといえます。
スポーツをよくする人や脂性肌の人、汗をかきやすい人には特におすすめですが、UVカット機能と同様、肌に負担がかかってしまう可能性もあります。
そのため、どうしてもメイクを崩したくないときなど、使用するシーンを限定するのもおすすめです。
韓国ファンデーションおすすめ9選
ここからは、理想の肌に近づけるおすすめの韓国ファンデーション9選を紹介します。ぜひファンデーション選びの参考にしてみてください。
AMUSE デューウェアファンデーション
透明感のあるナチュラルなツヤ肌が24時間持続するヴィーガンファンデーション。
水感密着ツヤテクノロジーにより、肌にピタッと密着してツヤッとしたみずみずしい仕上がりに◎
保湿やキメ、トーンケア効能など6つのスキンケア成分配合で、スキンケアとカバーを同時に叶えてくれるため、いつでも化粧のりを気にせず、理想の健康的な肌を演出してくれます。
パーネルシカマヌスキンフィットファンデーション
鎮静成分をたっぷり配合したファンデーション。肌の状態に左右されることなく、内側はしっとり、表面は凹凸のないなめらかな肌を演出します。
仕上がりは軽やかで肌本来のキメを活かすライトセミマット。肌タイプにかかわらず、ベタつかずに馴染むようにフィットします。
トリクロサンやフェノキシエタノール、パラベン7種の不検出テスト完了、人工香料無添加で敏感肌でも刺激を受けにくいのが魅力です。
CATRICE トゥルースキンハイドレイティングファンデーション
重ね塗りしてもヨレずに肌にフィットするヴィーガンファンデーション。仕上がりはセミマットです。
ヒアルロン酸、メロンシーオイルを配合していて保湿力が高いため、長時間しっとりとしたみずみずしい肌が続きます。
もともと肌がきれいだったかのようなナチュラルな仕上がりが特徴です。
VELY VELYはちみつツヤ肌クッションファンデーション
スキンケア後のようなツルツルとした輝きのある肌を演出するクッションファンデーション。
ベルギーのリゾート地Spaから採取した温泉水とプロポリスコンプレックス配合で、つややかで透明感のある仕上がりながら、クッションファンデーションらしいカバー力の高さも魅力◎
全成分に64%配合されたエッセンス成分と屈折率の高いシャイニングオイルにより、しっとり感とツヤ感を実現しています。
Heartpercentドットオンムードレイヤークッションファンデーション
軽い粒子が肌にきめ細かく密着し、積み重ねるほどカバー力がアップするクッションファンデーション。
時間が経過しても崩れにくく、リタッチしてもメイクしたてのようなムラのない美しさが持続します。
仕上がりは高級感あふれるセミマット。パウダーに保湿因子をコーティングすることで、使用感はしっとりとしつつも、にじまずさらりとした仕上がりです。
VT cosmeticsCICAスキンフィットカバークッション
強力なカバー力ながら、肌のうるおいを保ってくれるクッションファンデーション。
アンチセバムP成分(タチジャコウソウ葉エキス・セイヨウハッカ葉エキス・カニナバラ果実エキス・マヨラナ葉エキス)配合で、皮脂分泌をコントロールしてくれます。
仕上がりはマットでマスクにつきにくいのが特徴ですが、シロキクラゲをプラスすることでうるおいを肌から逃さない処方となっているため、乾燥肌にもおすすめ◎
AMUSE デュージェリーヴィーガンクッション
肌の奥からみずみずしさを感じる、『うるぷるんツヤ』な仕上がりが魅力のヴィーガンファンデーション。
ジェリーコーティングフィニッシュで密着度が高く崩れにくいため、マスクにほとんどつきません。
また、しっとりと密着しつつもベタつかないテクスチャで、乾燥肌や混合肌、脂性肌などどの肌質でも使用できます。
LOVBLOVB ナチュラルカバーグロウクッション
肌の内側からあふれ出すようなナチュラルなツヤ肌に仕上がるクッションファンデーション。
タンパク質と脂質が豊富で、必須アミノ酸をバランスよく含む韓国産のオーツ麦の栄養成分により、保湿力の高い健康的でうるおいのある肌が叶います。
また、アボカドエキスやツルマンネングサエキスなどを含むことで、肌のうるおいをキープして外部刺激からも肌を守ってくれるため、肌トラブルに悩んでいる人にもおすすめ◎
ABOUT TONE ブラーパウダーパクト
ニュートラルカラーでどんな状態の肌にもしっとりと密着し、パサつかないパウダーファンデーション。肌刺激テスト・韓国ヴィーガン認証院認証も完了しています。
微細多孔質粒子が肌のキメをしっかりカバーしてくれるため、仕上がりはサラサラです。
ベースメイクの仕上げに使用すれば、まるでフィルターをかけたように凹凸を隠し、透明感のあるなめらかなマット肌を演出してくれます。
人気のファンデーションで韓国女子のような美肌に!
韓国ファンデーションは、韓国の女性のような美しい肌を目指すのであれば必須のアイテムです。
崩れにくくカバー力が高い商品が多い、仕上がりが美しいなどの理由から、幅広い世代から人気を集めています。
種類が豊富でカラーや仕上がりの印象も商品によって異なるため、どれを選べば理想の肌になれるのかわからなくなってしまうかもしれません。
今回紹介した選び方を参考に、憧れの韓国女子のような美肌を手に入れましょう!