SNSや雑誌などでよく見かける韓国リップは、韓国コスメの定番かつ韓国メイク(オルチャンメイク)の必須アイテムです。
気軽に購入できる価格でありながらクオリティが高いものが多いため、、何を基準に選べばよいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、韓国リップの魅力や選び方、おすすめ9選を紹介します。
韓国リップの魅力って?
韓国女性のような透明感のあるメイクに仕上げるために欠かせないリップ。若い世代を中心に長く流行している背景には、以下のような理由があります。
- 落ちにくい
- 色もちがいい
- 発色がいい
- コスパがいい
- 種類が豊富
- パッケージがかわいい
韓国リップの魅力といえば、落ちにくく色もちがよいカラーです。
鮮やかなカラーからくすみカラー、質感の異なるものまで種類が非常に豊富ですが、どれも唇を理想のカラーにしっかりと色づけてくれます。
韓国リップの定番は、落ちにくいティントタイプ。長時間のお出かけやデートなどでも頻繁にメイク直しをせずに済みます。
また、品質はデパコス並みでありながら、若い世代が手に取りやすいお手頃価格のものも多く、オンラインショップや店頭などで手軽に購入できるのも人気のポイントです。
パッケージも次々と集めたくなるようなかわいくておしゃれなものが多いこともあり、お友達へのプレゼントとしてもよく利用されています。
韓国リップの選び方
韓国メイクというと、ひと昔前に流行した真っ赤な唇が思い浮かぶかもしれません。
しかし、現在のリップはナチュラルな血色感を演出する粘膜色リップや、マットな質感の大人リップ、セミマットな質感のベルベットリップなど、カラーの種類や質感もさまざま。
そのため、何を重視するかによって選び方の基準も変わってきます。ここでは、韓国リップの選び方を紹介します。
質感・なりたいイメージで選ぶ
韓国リップを選ぶときは、質感やなりたいイメージを基準に選ぶのもひとつの方法です。
みずみずしく潤いのあるリップを演出したいときはツヤタイプ、大人っぽくモードな仕上がりにしたいときはマットタイプ、もともとの唇の色を活かしたいときはシアータイプを選ぶとよいでしょう。
ここでは、質感やなりたいイメージで韓国リップを選ぶときのポイントを紹介します。
ツヤ:みずみずしく潤った唇に
唇をみずみずしく潤っているように見せたいときは、『ツヤタイプ』のリップがおすすめ。
韓国リップのツヤタイプには、口元をゴージャスに演出してくれるグロッシータイプや、控えめながら唇を上品に見せてくれるセミツヤタイプ、ぷっくりと立体的な唇に見せてくれるプランピングタイプなどがあります。
近年、マットタイプが人気だった韓国リップですが、最近では赤ちゃんのようなむっちりプルンとした唇が注目されているため、トレンドを押さえたい人にもピッタリです。
マット:大人っぽくモードな仕上がり
大人っぽくモードに仕上げたいときは、『マットタイプ』のリップがおすすめ。マットリップは光沢がなく反射しない、ツヤを抑えたリップのことです。
韓国リップのマットタイプは唇にピタッと密着してはっきりと発色するため、さっと塗るだけでこなれ感のある大人の女性を演出できます。
ただし、仕上がりにツヤがない分、唇が乾燥しやすくなる点に注意。唇の乾燥が気になる場合は、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されたものを選びましょう。
シアー:透け感ある発色
もともとの唇の色を活かした透け感のある仕上がりにしたいときは、『シアータイプ』のリップがおすすめ。
韓国リップのシアータイプは発色がよく、ひと塗りで唇を明るく彩りつつ、ナチュラルなツヤ感を演出してくれます。
それでいて色もちもよく、チークやアイメイクとのバランスも取りやすいため、派手なリップは控えたいオフィスメイクや、デイリー使いにもぴったりだといえるでしょう。
また、シアータイプは保湿力の高いアイテムが多いのも特徴のひとつだといえます。
選ぶアイテムによっては、リップクリームを使わずともしっとりとした唇に仕上げてくれるため、唇が乾燥しがちな人には特におすすめです。
カラーで選ぶ
韓国リップといえば豊富なカラーが魅力です。
カラーで選ぶときは自分が好きな色を選べばよいのですが、たくさんの種類があるがゆえに、どうしたらよいのか分からなくなってしまうこともあるかもしれません。
また、いざつけてみるとイメージとは違っていたという経験がある人もいるでしょう。ここでは、韓国リップをカラーで選ぶときのポイントを紹介します。
パーソナルカラー(イエベ・ブルベ)
韓国リップをカラーで選ぶときは、パーソナルカラーに合わせるとメイクとのなじみがよくなります。
パーソナルカラーとは、自分の肌のトーンや瞳、唇の色などの色に似合う色のグループのことです。
肌の色と似た色を選べばよいというわけではないですが、一般的に暖色系の色が似合いやすい場合は『イエローベース』、寒色系の色が似合いやすい場合は『ブルーベース』に分けられます。
イエローベースの肌におすすめなのは、サーモンピンクやピンクベージュ、イエローベージュ、ブラウンなどのオレンジやイエロー寄りの血色感をプラスするようなカラー。
一方、ブルーベースの肌には青み寄りのローズピンクやピンクレッド、パープル、ボルドー、赤みブラウンなど、もともとの透明感を活かせる鮮やかでクールなカラーがおすすめです。
MLBB(My Lips But Better)リップカラー
韓国の女性の間で定番となりつつあるのが『MLBB(My Lips But Better)』リップです。
MLBBとは、『自分のもとの唇の色に限りなく近く、唇をよりきれいに見せてくれるカラー』のこと。近年、韓国では『粘膜リップ』のような、ナチュラルな血色感のあるカラーがトレンドとなっています。
韓国リップといえば発色のよさが魅力ですが、鮮やかすぎるリップメイクが苦手な人も多いのではないでしょうか。
MLBBカラーとして挙げられるのは、ヌーディーなピンクやベージュ、コーラル系などの肌馴染みのよいカラーです。
大人女子や学生さんは、自分の唇の色に近いMLBBカラーのリップを選ぶことで、デイリー使いしやすいリップに出会うことができます。
目的に合った成分や機能で選ぶ
韓国リップは機能性に優れているものも多いため、目的に合った成分や機能が含まれているかを基準に選ぶのもおすすめです。
特に敏感肌の人や韓国リップ初心者さんは、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 油分を長時間キープしてくれるか
- 肌荒れ防止成分が配合されているか
- 紫外線吸収剤が入っていないか
唇は皮脂量が少なく角質層が薄いため、顔の中でも乾燥しやすいパーツです。
リップメイクはメイクする際の摩擦が刺激になりやすいため、唇が乾燥しやすい人や荒れやすい人は、油分を長時間キープしてくれるような商品で、さらに肌荒れ防止成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。
ワセリンやヒアルロン酸、コラーゲン、はちみつ、ローヤルゼリー、セラミドなどの保湿成分が含まれているものもおすすめです。
また、敏感肌の場合は、紫外線吸収剤が入っていない『ノンケミカル』のヴィーガンリップを選ぶことも大切。
紫外線吸収剤が入ったものは肌への刺激が強く、負担となってしまうことがあるため注意しましょう。
種類で選ぶ
韓国リップは種類が幅広く、それぞれ特徴や魅力が異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。自分が何を重視するかを考えながら選んでみましょう。
リップスティック
リップでまず思い浮かぶのは『リップスティック』という人も多いのではないでしょうか。
リップスティックはカラーや質感、パッケージデザインなどの種類が豊富で、自分に似合うアイテムを見つけやすいのが特徴です。
手を汚さずに塗れるスティックタイプになっているため、サッと手軽に使えるものを探している人やメイク初心者さんにも向いています。
リップグロス・リキッドルージュ
ツヤのある質感を求める人におすすめなのがリップグロスやリキッドルージュ。
こまめに塗り直す必要はありますが、濡れたような光沢感のあるうるっとした唇を簡単に演出できます。
リップティント
韓国リップの主流ともいえるのが、色もちが非常によいとされるリップティント。トレンドのグラデーションリップをつくるために必須のアイテムです。
唇を染めるようにしっかりと色づき、長時間きれいなカラーをキープできるため、こまめに塗り直すのが面倒な人や、マスクへの色移りを防ぎたい人に向いています。
リップペンシル
リップペンシルは、クレヨンのようなスルスルとした描きやすさが特徴です。
唇の輪郭を際立たせたり唇に厚みをもたせたりなど、さまざまな用途で使うことができるため、1本は持っておきたいアイテム。
グラデーションリップをつくる際にも役立ちます。
リップバーム・リップクリーム
唇の潤いをキープしてくれる『リップバーム』や『リップクリーム』。唇の乾燥や縦じわが気になる人におすすめのアイテムです。
リップバームやリップクリームというと、唇のケアのために使用するイメージが強いですが、近年は色つきのものも増えてきているため、唇にナチュラルな血色感を与えたいときに選ぶとよいでしょう。
リップベースとして使用するのもおすすめです。
リッププランパー
『リッププランパー』とは、唇をふっくらとさせる美容液のこと。見た目や質感はリップグロスに近いですが、別のものです。
乾燥が気になるときは美容液として、リップを塗る前は下地として、バスタイムや就寝前はパックとして使うなど、多様な使い方ができます。
気になるブランドのものを選ぶ
どの韓国リップを選べばよいのか迷ったときは、SNSや雑誌などで見かけた気になるブランドのものを選ぶのもひとつの方法です。
お手頃価格のものから高級なものまで価格も幅広く、パッケージもかわいいものが多いため、楽しみながら選ぶことができます。
例えば、トレンドを押さえたリップが欲しいときは『rom&nd(ロムアンド)』、同じブランドのリップを数本試したいときはプチプラの『ETUDE HOUSE(エチュードハウス)』、シンプルで高級感のあるパッケージのものがよいときは『HERA(ヘラ)』など、定評のある人気ブランドから選ぶのもおすすめです。
韓国リップおすすめ9選
ここからは、韓国の女性のような魅力的な唇に近づけるおすすめの韓国リップ9選を紹介します。ぜひお気に入りの韓国リップを見つけてみてください。
rom&ndグラスティングメルティングバーム
トレンドのむっちり・もっちりした唇を演出するリップバーム。
植物性原料にこだわってつくられた低刺激のヴィーガン処方になっているため、長時間つけていても唇への負担が少なくて済みます。
また、高保湿のオイル成分がツヤを与え、プルプルの唇に仕上げてくれるのも特徴です。
AMUSE ジェルフィットティント(TOKYO PLUM)
従来のグロウティントの欠点を長年研究した末に誕生したティントリップ。透け感はありつつも、1度塗りでしっかりと発色し、色もちもよいのが特徴です。
ぷにゅっともっちりしたジェルフィットティントが、唇にしっかりと密着して色もちを12時間持続させ、乾燥しがちな唇を保湿・ケア◎
環境にやさしいヴィーガン処方もポイントです。
rom&ndリップメイトペンシル
特別なテクニックは必要なく、トレンドの『オーバーリップ』が簡単につくれるリップペンシル。4.5mmの書きやすいペンシルでラインを描くだけで、理想のリップラインが叶います。
描き心地はソフトでなめらかですが、落ちにくく描いたラインをしっかりとキープ。
ペンシルの反対側に自然にぼかせるフィンガーブラシがついているため、グラデーションリップもきれいに仕上がります。
BBIAローグロス
韓国コスメブランド『BBIA』の大人気ローティントシリーズから、日本限定で販売されているリッププランパー。
ツヤ感を与える多様な粘性オイルに加えて粒子の異なるシルバーパール2種類と、レッド&バイオレットパールを配合することで、唇にツヤと透明感を与えてくれます。
ベタつかないテクスチャーで、重ね塗りしても唇に負担がかからないのもポイント◎
3CE ベルベット リップティント
スルッと塗れて乾きにくいマットなリップティントです。
なめらかなシャーベットのようなテクスチャーで、塗った瞬間からピタッと密着。唇の表面を自然に染め、時間が経ってもメイクしたてのようなきれいなカラーが続きます。
乾燥しにくく、唇の小ジワをなめらかにカバーし、サラサラの唇に仕上げてくれるのも嬉しいポイントです。
Heartpercentドットオンムードブラリーフォグティント
リップだけでなくチークとしても活用できる、マルチユースなヴィーガンティントリップ。唇に軽く密着し、乾燥しがちなベルベットリップでも角質浮きや唇のシワを目立たせません。
また、テクスチャーは水分感があり、ベタつかずに使えるのも魅力のひとつ。
均一でなめらかにぼかすことができるため、ムラなく思いのままにグラデーションをつくることができます。
Dasiqueクリームドゥバターティント
塗った瞬間からバターのように、とろっと溶け込むテクスチャーが特徴のティントリップ。
これまでのベルベットティントは塗り心地が固く乾燥しがちでしたが、それらの短所を補い、パーフェクトな使い心地を実現しているのが特徴です。
唇全体に塗るフルリップはもちろん、唇の中央を中心に塗るグラデーションリップもナチュラルに仕上がります。
TOCOBO ビタミンナリシングリップバーム
7種類のビタミンの保湿力で乾燥した唇の角質を整え、保護膜を形成してケアするヴィーガンリップバーム。
ホホバ種子オイルやメドウフォーム油、アボカド油などの植物性保湿成分が配合されているため、水分が蒸発するのを防ぎ、唇にしっとりとした潤いとツヤを与えます。
無色無香となっているため、おやすみ前のリップケアだけでなくリップベースとしても◎
AMUSE ヴィーガングリーンリップバーム
植物油保湿成分やアブラナ種子油、低分子ヒアルロン酸、AMUSE独自のフィトンシカコンプレックスなどがバランスよく配合されたヴィーガンリップバーム。
ベタつかず快適なつけ心地ながら、唇にたっぷりの潤いと栄養を与えてくれるのも特徴です。
もともとの唇の色を活かす無色のクリアと、ローズの爽やかさを表現したローゼの2色があるため、シーンや好みに合わせて使い分けられます。
韓国リップでなりたい唇に♡
カラーや質感、形状などの種類が豊富な韓国リップ。
日本でも若い世代を中心に非常に人気がありますが、種類が多いからこそどれを選んだらよいのかわからなくなってしまうこともあるかもしれません。
そのようなときは、何を重視するかで選ぶ基準が変わってくるため、自分が求める仕上がりや機能、好みのカラーなどについて考えてから選んでみましょう。
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